※2024.05.15更新
ワキガは、医学的には腋臭症(えきしゅうしょう)と呼ばれ、多くの女性が密かに悩んでいる身近な問題です。においの悩みはとてもデリケートなため、人に指摘されにくく、自分で気をつける必要があると感じている方も多いのではないでしょうか。
ただ、ワキガは原因を知り、日常のケアや生活習慣を見直すことで、においを抑えられるケースも少なくありません。まずは自分でできる対処法を知り、無理なく取り入れていくことが大切です。
なお、セルフケアを続けても改善が難しい場合には、専門の医療機関に相談するという選択肢もありますが、ここでは、ワキガの原因をわかりやすく整理しながら、自分でできる改善方法や取り入れやすい対策アイテムを中心にご紹介していきます。
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ワキガの原因とは?
ワキガの主な原因は、脇の下などに多く分布する「アポクリン汗腺」です。
汗腺には大きく分けて2種類があります。
- エクリン汗腺:体温調節が目的の汗腺。サラサラした汗で、汗そのものは強いにおいはありません。
- アポクリン汗腺:脂質やたんぱく質などを含む分泌物を出す汗腺。
ワキガのにおいは、アポクリン汗腺から出る成分そのものではなく、それを皮膚の常在菌が分解することで発生します。アポクリン汗腺の分泌量や体質には個人差があり、多いほどにおいを感じやすい傾向がありますが、数だけで決まるわけではありません。
また、「女性のほうが多い」と断定できる明確な医学データはありませんが、女性は清潔感やにおいに敏感な傾向があり、悩みとして自覚しやすいと言われています。
ワキガが強く感じられやすい要因
食生活の影響
脂質が多い食事や、肉類・乳製品・揚げもの中心の食生活は、体臭全般に影響し、ワキガのにおいが強く感じられることがあるとされています。
ただし、食事によってアポクリン汗腺が増えるわけではありません。特定の食品を完全に避ける必要はなく、偏りを整えることが大切です。
蒸れやすさ・体型
体温がこもりやすい状態や、脇が蒸れやすい環境では、皮膚の菌が繁殖しやすくなり、においが強く感じられることがあります。
汗の量だけでなく、「蒸れやすさ」も影響するポイントです。
ワキガを改善するための対処法
ワキガ対策は、ひとつだけで完璧に抑えようとするより、複数のケアを組み合わせるほうが現実的です。無理のない範囲で取り入れてみましょう。
脇毛の処理
脇毛があると汗や皮脂が残りやすく、蒸れやすくなります。
シェービングや脱毛などで清潔を保つことで、におい対策につながります。
食生活の見直し
野菜・海藻・きのこ類・大豆製品などを取り入れた、バランスの良い食事がおすすめです。
肉や脂質を完全に控える必要はありませんが、偏りすぎないことを意識しましょう。
脇を清潔に保つ
汗は放置すると菌が繁殖しやすくなります。外出先では、汗拭きシートなどでやさしく拭き取るのがおすすめです。ゴシゴシこすると皮膚刺激になることがあるため、拭くときはやさしくケアしましょう。
ワキガ対策のおすすめアイテム
セルフケアとして取り入れやすいのが、ワキガ対策用のアイテムです。
■ 制汗タイプ:汗の量を抑え、蒸れを防ぐ
■ 殺菌・抗菌タイプ:においの原因となる菌の増殖を抑える
■ 医薬部外品:毎日のケアでにおいを抑えやすい
肌が敏感な方は、無香料・低刺激処方のものを選ぶと続けやすいでしょう。
おすすめアイテム
美容クリニックという選択肢も
セルフケアを続けても改善が難しい場合や、不安が強い場合は、美容クリニックで相談するという選択肢もあります。
外用薬やボトックス注射、医療機器による治療など、症状や希望に合わせた方法が提案されることもありますが、これらは医師の診断のもとで行われる医療行為です。
「必ず治療しなければいけない」というわけではありませんが、相談できる場所があると知っておくだけでも、気持ちが楽になる方は多いはずです。
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まとめ
ワキガ(腋臭症)は、アポクリン汗腺由来の成分を皮膚の常在菌が分解することで生じるにおいです。
体質の影響はありますが、清潔を保つこと、蒸れを防ぐこと、食生活の偏りを整えることなど、日常のケアで軽減できるケースも少なくありません。
まずは、できることから少しずつ。
セルフケアで不安が残る場合は、「美容クリニックで相談する」という選択肢も視野に入れながら、自分に合った対策を見つけていきましょう。




















